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活動報告ブログ - 2013年7月

2013年07月31日(水)

7月31日 農政環境常任委員会 但馬・丹波管内調査 1日目

皆さん、こんにちは。

 本日から2泊3日の行程で、農政環境常任委員会 但馬・丹波管内調査に出ています。
 委員長に就任して、初の管内調査ですので少々緊張気味。

 最初の調査地は、丹波市青垣町にある 『森林動物研究センター』。
 県庁集合出発ですので、私は朝通った道を数十分後には戻るという行程になりますが、これも仕方がありません。

 さて、この 『森林動物研究センター』とは、何をするところかと言いますと・・・、
 人と野生動物が共存できるよう、野生動物の生態や生息状況、集落の社会環境等を科学的に調査・研究し、地域の実情に応じた新技術を開発・普及し、野生動物の保全管理を進めるところ。つまり、ワイルドライフ・マネジメントの拠点施設。
 
 平成19年4月に開設して以降、その成果は・・・、
・県内獣害の筆頭であるシカ生息数が、平成23年度から減少に転じた。これは、22年度からの30,000頭を上回る捕獲拡大の成果とのこと。 
・シカ・イノシシのわなによる捕獲の拡大。これは、捕獲率を向上させるため、技術研修や新型捕獲機器の導入によるとのこと。
・クマ生息数に応じた順応的管理の実施。クマの生息数増加に伴いの有害捕獲個体は、これまでの「可能な限り殺処分しない」から「原則殺処分」に変更。
・篠山市でも今年から取り入れている、サル防護柵(おじろ用心棒)の効果検証と普及。これを設置した集落では、サル出没が大幅に減少したとのこと。
・篠山市の大山で住民が取組んでいる、住民参画型アライグマ捕獲の支援。
・企業と連携したシカ肉の普及啓発。
・各地での研究成果の発信・提供
 等など。

 最近、アナグマによる被害を耳にします。
 実際、当施設で伺うと、アナグマはかなり増えているそうです。
 死肉を好むアナグマ。シカの残渣を食べているに違いない。
 シカ肉利用はおおいに結構なことと思いますが、以前から指摘している通り、残渣の最終処分方法についてもしっかりと考えなければならないと思います。なにせ35,000頭分ですから。

 次の調査先は豊岡市の 『中谷農事組合法人』。
 こちらでは、地下灌漑システム(フォアス)による圃場を見せていただいた後、法人経営について、お話を伺いました。
 
 地区内の農家33戸が一集落一農場方式により昭和63年に設立された、 「中谷営農組合」が前身。
 その後平成10年に、規模拡大等に伴う経営合理化や専従者の身分保障のため 「中谷農事組合法人」を設立。
 現在は、オリジナルブランド「六方銀米」や「コウノトリ大豆」等の栽培や独自販売をされています。

 説明の中で大変興味深かったのは、「農作業は普段7名の専従者が行っており、その結果、集落内の若手や女性が農作業から離れつつある」 「そこで組織内に女性部や若手部を創設し、労働の提供ではなく企画等での参画者として育成を図っている」と述べられた点。
 集落全体が企業体であるとの印象を受けました。さらに今後が楽しみな「中谷農事組合法人」でした。

 本日3か所目の調査先は、「たじま農業協同組合」。

 平成13年に但馬地区の4JAが合併して発足した、正組合員数27,201人、準組合員数22,146人(何れも平成25年3月末現在)のJAです。
 ここでは、「岩津ネギ」や「神鍋高原キャベツ」等々の“地域特性を活かした特産品づくり”等についてや、担い手支援の一つとして、量販店との契約販売を行っている「担い手応援米」等々について、お話を伺ってきました。

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