本日の常任委員会
皆さん、こんにちは。
本日は文教常任委員会が開かれました。
本日の調査事件は、「教職員の確保と資質向上について」 と「教職員の福利厚生について」。
つい先日も、“セクハラで教諭免職”との見出しで、県内の事件が報道されていました。
言うまでもなく、勤勉な先生方がほとんどではありますが、この類の不祥事が、最近ちょこちょこ出てきます。
何か起こると、その関係機関は、「今後は、再発防止に向けて万全を期してまいります。」となります。
で、教育委員会ではこれまでに、「万全を期すためにどの様な工夫がされてきているのか」という点について説明を受けました。
いくつか紹介しますと、
『優秀な教職員の確保』のために教員採用試験では、これまでの年齢制限を6歳引き上げ“45歳以下”としたり、新たに県外受験場を設置したり、更には、多様な人材確保のために、“障がい者や社会人を対象とした特別枠選考を設ける”等、様々な工夫や改善が行われております。
また、教員採用候補者名簿登載者に対しては、教育現場の現状や本県の教育内容等をしっかりと理解・認識させるため、採用前ガイダンス研修等も実施しています。
更には、『教職員の資質能力・指導力の向上と学校活性化のための体制づくり』として、法定の初任者研修・10年経験者研修の他、県単独研修として5年経験者・15年経験者研修を実施しています。
この他にも色々と行われております。
しかし、より複雑多様化する社会において、様々な家庭環境の中で、それぞれの価値観の影響を受けて育つ子ども達を相手にしなければならない公教育の現場。
そこで最も必要な人間の幅、懐の深さみたいなものは、点数で測ることができません。
いわゆる、“人間性を見極めなければならない”この大作業においては、選ぶ側の視点も、より複眼化させる必要があるのではないかと思いますが、如何でしょう。
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