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事務所からのお知らせ

2021年02月04日(木)

緊急事態措置等の延長について

本県では、令和3年1月 14 日から2月7日までを実施期間として緊急事態措置等の取組
を展開してきたところ、2月2日、政府において緊急事態措置を実施すべき期間が3月7日まで延長されたことから、引き続き以下の取組を展開します。

1 区域
兵庫県全域

2 期間
令和3年1月14日(木)から令和3年3月7日(日)まで

3 要請・働きかけの内容
(1) 外出自粛 〔特措法第45 条第1項に基づく〕
・不要不急の外出自粛、特に20 時以降の徹底した不要不急の外出自粛を要請
(2) イベントの開催制限
・イベントの開催要件を、人数上限5,000 人、かつ、屋内にあっては収容率50%以下、屋外にあっては人との距離を十分に確保 〔特措法第24 条第9項に基づく〕
・あわせて、20 時までの時間短縮を働きかけ
(3) 施設の使用制限
・飲食店、遊興施設のうち食品衛生法の飲食店営業許可を受けている飲食店の 20 時までの営業時間短縮(酒類の提供は 11 時から 19 時まで)を要請 〔特措法第 24 条第9項に基づく〕
※協力金の支給 支給額:1日あたり6万円/店舗×時短営業日数
財 源:国負担80%、県負担20%×2/3、市町負担20%×1/3
・劇場、集会場、運動施設、遊技場など特措法施行令第11 条施設については、特措法に
よらず 20 時までの営業時間短縮(酒類の提供は 11 時から 19 時まで)を働きかける。
(4) 出勤抑制 〔特措法第24 条第9項に基づく〕
・「出勤者数の7割削減」を目指し、在宅勤務(テレワーク)、テレビ会議などの推進
を要請

4 その他
不要不急の外出自粛や飲食店等への営業時間短縮等の徹底を図るため、市町、警察、消防
等と連携し、県民や事業者への啓発活動、見回り活動等を実施

緊急事態措置延長下における対策

感染症患者急増対策について
(1) 入口対策
① 病床数の拡充 756 床→839 床(+83 床)
② 宿泊療養施設の拡充 1施設(神戸市内・142 室)を確保
③ 入院調整機能の強化 兵庫県立大学看護学部から教員を派遣(1/22~)
(2) 出口対策(回復者の転院受入促進)
① 「新型コロナウイルス感染症回復者転院支援窓口」を設置(2/3)
② 転院受入医療機関に対し、1 名受入れあたり 10 万円を支援(緊急事態措置期間中)
(3) 入院調整者等への対応
① 宿泊療養施設の対応強化
・ 医療チームをホテルヒューイット甲子園(西館)に派遣(1/23~)
② 自宅待機者に対するフォローアップ体制の強化
(ア) 全自宅待機者への対応
・ 健康観察アプリによる自己チェック、電話による健康観察と随時相談(2/2~)
(イ) 高齢者や基礎疾患を有するなど特に注意が必要な方への対応
・ 看護系大学教員等による家庭訪問等(2/9~)

ワクチン接種体制等について
(1) 県の主な役割
① 医療従事者等への優先接種に係る調整
② 副反応等の専門相談の実施
③ 住民接種に係る市町へのワクチン配分 等
(2) ワクチンの種類(ファイザー社、アストラゼネカ社、武田/モデルナ社)
(3) 医療従事者等への優先接種
① 対象者:病院等において新型コロナウイルス患者と接する医師等の職員、搬送に従
事する救急隊員、自治体の対策業務に従事する職員 等
② スケジュール:医療従事者への接種はワクチンの供給が不透明であるが、3月中旬以降の接種を予定(2月中旬から先行接種開始予定)
(4) 優先接種の体制
① 接種施設:基本型接種施設(50~60 カ所)、連携型接種施設(260 カ所)
② 接種可能人数:基本型接種施設(78,000 人)、連携型接種施設(98,000 人)

兵庫県知事からのメッセージ「緊急事態宣言発令中!」

兵庫県への緊急事態宣言の発令期間が3月7日まで延長されました。
県内では、新規感染者は減少傾向にありますが、重症病床使用率が 50%を超えるなど、まだまだ医療体制は厳しい状況が続いています。
今が大事な時期です。皆様には、いのちと健康を守るため、引き続き次の4つの取組にご理解、ご協力をお願いします。
1 営業時間の短縮
(飲食店等は 20 時までの営業。酒類の提供は 19 時まで)
2 外出自粛
(不要不急の外出自粛)
3 出勤抑制
(テレワーク等による「出勤者の7割削減」)
4 イベント開催制限
(人数の上限を 5,000 人、かつ屋内にあっては収容率 50%以下に、屋外にあっては人と人との距離を十分に確保)

家庭、施設等へのウイルス持込み防止
家庭での感染が県内感染経路の約5割を占めています。特に若い方々には、緊急事態宣言下であることを強く認識していただき、ウイルスを持ち込まないよう、次の取組をお願いします。
○ 日中も含めた不要不急の外出の自粛を強くお願いします。
○ 不要不急の都道府県間の移動や、緊急事態宣言対象地域をはじめリスクのある場所への出入りを自粛してください。
○ 家庭内も含め、大人数での飲食や長時間に及ぶ飲食を控えるとともに、食事中の会話を極力控えてください。
○ 毎日の検温、手洗い、マスクの着用など健康管理を徹底してください。
○ 発熱、息苦しさ、味覚の異常など症状のある場合は、出勤、通学等を控えるとともに、すぐにかかりつけ医などに電話で相談してください。

皆様一人ひとりが「うつらない・うつさない」との強い思いで取り組むことが大切です。医療・福祉従事者はじめ、県民の健康や暮らしを支えている方々などには、心より感謝申し上げます。ともにこの難局を乗り切りましょう。
令和3年2月3日 兵庫県知事

 

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