ああ おそロシア ((+_+))
『露ハバロフスクの知事を逮捕、起業家殺人事件を画策の疑い』
昨年8月、本県とハバロフスク地方との友好提携50 周年を記念して派遣された兵庫県議会友好代表団の事務局長として、同地方を訪れたのが昨年の8月。
当時、ロシアではプーチン大統領の人気に陰りがみられ、私たちの訪問前年に行われた極東ハバロフスク地方の知事選挙では、フルガル知事(ロシア自由民主党)が、プーチン大統領を支援する与党統一ロシアの候補を破って当選され、ハバロフスク地方とロシア中央政府とは、微妙な関係だったようです。
訪問先の州議会や領事館、等々での意見交換の中でも、「中央政府の極東政策の軸足が、ハバロフスクからウラジオストクに移った」「明らかに投資が減った」等々の内情を伺うこともありました。
折しも訪問時は、ロシアの統一地方戦の直前で、日本でいうなら企業の広告看板ぐらいの大きさの候補者看板が主要道路沿いに建てられており、我が国の選挙戦とは一味も二味も違う「ロシアの選挙」を見聞できました。
帰国後しばらくして、選挙結果を確認するとロシア全土で「統一ロシア」が苦戦するケースが見られ、ハバロフスク地方議会選(35議席)ではロシア自由民主党が圧勝し、「統一ロシア」は30議席からわずか2議席になったとのこと。
我々との意見交換に出席されていた州議会議員の多くが、引退か落選といった状況です。
あれからわずか1年弱。先日、ロシアでは憲法改正が承認され、プーチン大統領の独裁的な体制が事実上、信任されました。
で、今回の逮捕劇。
真相はわかりませんが、いずれにせよ「ああ おそロシア」です。
独裁傾向強まる大国ロシアのみならず、中国もしかり、加えて北朝鮮。
我が国を取り巻く環境は厳しくなるばかりです。
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