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活動報告ブログ - 2010年5月

2010年05月23日(日)

口蹄疫

皆さん、こんにちは。
 宮崎県は口蹄疫で、大変な状況になっております。5月22日現在での宮崎県内発生状況は、牛:17370頭、豚:115636頭、山羊:5頭、計133011頭にも及んでいます。
 この中には、「宮崎牛」のエース級種牛6頭のうちでも、最も精子供給量の多いスーパー種牛と言われる“忠富士”号も入っており、殺処分されるようです。
 家畜伝染病予防法では、“同一農場の家畜はすべて殺処分”を義務付けていますが、国との協議のなかで、今のところ残る5頭については経過観察措置としています。

 長い時間をかけ作り上げてきた「宮崎牛」ブランド。そのブランドを支えるのが種牛。
 今回、種牛としては引退しておりますが、全国の畜産関係者の間で「伝説の種牛」と呼ばれ、その子牛は約20万頭、精液は今も冷凍保管されているという元種牛も殺処分されるそうです。また、この牛の両親はともに兵庫県の但馬牛の血を引くそうです。

 昨日、ある畜産農家の方から、「兵庫は但馬牛の血統を守り抜かなければならない。もっと先手先手の対応を打つべきではないか」とのご意見をいただきました。
 当局にしっかり伝え、また、働きかけたいと思います。

 口蹄疫は、平成12年(当時国内発生92年ぶり)宮崎県と北海道で感染が確認され、宮崎県で35頭、北海道で705頭が殺処分されています。今回とは大きく頭数が違います。その理由として、『口蹄疫ウィルスは豚の体内で増殖する方が、牛の体内に比べ1000倍のスピードで増えていく』そうで、前回は豚に感染していなかったことが、今回との大きな違いではないかとされています。
 また、農林水産省のH.P.に平成12年9月1日17時畜産局衛生課のプレスリリースがあります。(http://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/katiku_yobo/k_fmd/pdf/h12_press2.pdf)
 その内容は、
【今回(平成12年当時です)の口蹄疫の発生原因を究明するため、これまで口蹄疫の侵入源として考えられる家畜、人、車輌、輸入飼料、風・黄砂、畜産物等について情報を収集し、網羅的にその侵入源としての可能性を検討してきた。その結果、今回(平成12年当時です)の口蹄疫の侵入源については、現在までに得られた以下の情報から、初発農場で使用されていた中国産麦ワラが他の要因に比べて侵入源として最も可能性が高いことが明らかとなった。
 今回発生した口蹄疫の原因ウイルスの遺伝子断片の塩基配列の分析により、近年東アジアで流行している Pan Asian topotype であることが判明したことから、東アジアから侵入した可能性が高いこと。
 初発農場で給与されていた中国産麦ワラは、ウイルスが生存しやすい冬季に輸入されたものであること。
 中国産麦ワラの輸入は近年急増し、特に北海道、宮崎県では大量に飼料として使用されていたこと。

初発農場発生後の国内の口蹄疫の感染経路については、現在までのところ結論を得るのに十分な情報が得られていない。】

 上記のことが、その後どう展開していったのか調べていきたいと思います。

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