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活動報告ブログ - 2018年3月

2018年03月31日(土)

篠山川沿岸土地改良区 第58回総代会

本日で平成29年度も終わりです。

この年度最終日の慌ただしい中ではありましたが、本日、 篠山川沿岸土地改良区の第58回総代会を開催させていただきました。

当改良区の理事長職を預かっているのが、私。で、「開催させていただきました」と、いう訳です。

土地改良区とは、昭和24年制定の土地改良法施行後、農業生産を行う上で欠かせない用排水施設の整備・管理や農地の整備等々、所謂、土地改良を目的として設立された農家の人たちの組織で、篠山川沿岸土地改良区は、昭和41年に設立されました。

毎年この総代会の開催は、ドキドキハラハラです。

「紛糾しないか」「議案が可決されるのか」と、言ったことではなく、議事以前の「開会できるのか」と、言う心配です。

この活動日記でも度々書かせていただきましたが、総代会にあたっての最大の課題は、その出席率。

現在、当改良区の総代数は128人。この総代さんは、全て選挙で選ばれた皆さんです。

土地改良区の総代選挙は、市町村の選挙管理委員会の管理のもとに実施されることになっています(同法第23条第4項)。篠山川沿岸土地改良区総代選挙は、篠山市選挙管理委員会の管理のもと、公職選挙法に従って実施されます。

総代さんは選挙で選ばれた会員の代表ですから、総代会には出席していただかねばなりません。代理や委任状は認められません。議員が本会議で、代理や委任状が認められないのと同様です。

しかし現実は、出席率の低下が大きな課題となっています。人口減や高齢化等々の諸課題が原因と思われますが、昨年の総代会の出席率は51%で、今年が53.9%。

出席率向上のため、理事の皆さん、事務局職員さんにも大変尽力いただいておりますが、過半数割れを食い止めるのに精いっぱいの状況です。ほんの数名の欠席で過半数を割ってしまいます。過半数がなければ総代会は成立しません。ここ数年この様な「ハラハラドキドキ」の状況が続いています。

会員誰もが出席資格を有する総会制にすればとの声もありますが、3000人からの会員を対象とするとなると、会場の確保すら出来ず、またその事務量たるや膨大なものになり、現実的には無理です。

この課題は、当改良区に限ったものではなく、全国的にも大きな課題となっています。私も各方面で、この事について訴えてまいりました。

その甲斐があったのかなかったのか、国において「土地改良制度の見直し」の大きな動きがありました。

・現行の選挙管理委員会による選挙を廃止(土地改良区の管理による選挙)

・併せて、総代の書面や代理人による議決権行使を容認

の方向で進んでいるようです。順調に進めば、来年4月には施行されるとか。「ハラハラドキドキ」もあと1回で済みそうです。

本日の総代会終了後には、篠山土地改良事務所の木村所長さんから、この「土地改良制度の見直し」や、土地改良関係予算の推移等について詳しくご講演いただきました。

当改良区が設立されてすでに50年。
この間、篠山市の基盤整備率は98.6%と、ほぼ整備ができています。
しかしながら、そのほとんどは昭和40~50年代に整備されたもので、用排水路や揚水機などの土地改良施設は、かなり老朽化が進んでいます。

また、現在整備が行われている地域と比べると、40年前、50年前の整備ではその技術にもかなり差が出ており、今後より生産性の高い農業を持続発展させるためには、施設の再整備等を計画的に堆進し、機能維持・増進を図る必要があります。

この様な観点に基づき、本日ご議決いただきましたが、来年度から泉地区でパイプライン化事業が始まります。

農業をめぐる環境が大きな転換期を迎えている今こそ、『農都篠山』を支える産業として当地域農業が成長していくためには、基盤整備の充実が不可欠です。

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