活動報告ブログ

2017年5月7日

5月7日 「地方創生の観点からの市名変更について」

皆さん、こんにちは。

 GWも本日最終日。本日モ晴天ナリ。

 本日は早朝walking、4.33km、55分40秒に加えて、フジの観賞に藤岡ダムまで妻とワンコと10.48km、2時間30分40秒のwalkingを。

 さて、昨日発行しました『小西たかのり 県政だより№40』の反響もそこそこありまして、改めてここに、「地方創生の観点からの市名変更について」、私の考えを紹介させていただきます。

市名改称で地方創生に弾みを!! ブランドを守り次世代に託す!!
『丹波篠山市(仮称)の実現へ 責任と覚悟もって』

 このまま何もしなければ、『丹波篠山ブランド』から篠山の文字が埋没し、『丹波ブランド』となっていくという強い危機感。地域自らがまちづくり経営を考えて魅力づくりを図っていく地方創生の本格スタートが期待される本年度、篠山市に何が求められているのか。

“丹波篠山”“ 丹波”の混在に危機感 地域の裁量が問われる地方創生の時代

 地方創生とは、「戦略にもとづいて地域が独自で魅力を高め、経営していくこと」。

 篠山には、長年培ってきた“丹波篠山”という固有のブランドがあります。このことは、これからブランドを創っていこうとする地域と比べれば、非常に恵まれていると言えます。私は今後さらに、これを柱にした地域力を向上させる取り組みを強化しなくてはならないと考えます。

 この地方創生が進められる中、平成16年に氷上郡6町が「丹波」を冠して新市を発足させました。それ以降、私たちの“丹波篠山”ブランドに翳(かげ)りが生じていることに、私は強い危機感を感じずにはいられません。

 藩政の時代にさかのぼると“丹波篠山”とは丹波国の旧篠山藩領域を指し、近年では篠山市内を表しました。ところが、丹波市が丹波ブランドを打ち出したことで、“丹波篠山”は「丹波・篠山」と、まるで「萩・津和野」のように、丹波市と篠山市を意味する言葉になろうとしています。「丹波篠山 山家の猿が 花のお江戸で芝居する」というデカンショの一節にある“丹波篠山”は、丹波市と篠山市のことを言っているわけではないのです。

 このまま対策を講じなければ、やがて丹波市による丹波ブランドに取り込まれ、篠山の名が消えていく最悪の事態も想定されます。

 間違った認識が世間に広まって市民権を得るケースは多々ありますが、近年は情報社会ゆえに問題は深刻です。

 既にさまざまなメディアで「丹波・篠山」と表記され、“丹波特集”とあれば、丹波市のみが取り上げられているケースも散見されます。そして、誤解は瞬く間に拡散していきます。

 事実、インターネット百科事典の「コトバンク」で、篠山の特産である「霧芋」を検索すると、産地が〝丹波市〞とされ、さらに「丹波篠山山の芋」ともいう、と記載されているのです。

地域間競争に勝つ戦略を 

 この現状で私たちができる最大の戦略は、本来の意味を補うべく、篠山市の名を「丹波篠山市」に改称することだと考えます。富士重工がスバルに、松下電器がパナソニックに社名変更したのと同じ戦略です。“丹波篠山”ブランドを冠した市名をそのままツールとして生かし、地方創生に挑んでいくことが今後の地域経営に必要ではないでしょうか。

 京都が力を注ぐ京丹波ブランドも脅威です。「丹波篠山市」への改称は激化する地域間競争で強い武器となります。

 あと5~10年もすれば、篠山市の子供でさえ“丹波篠山”について誤った認識を持つかもしれません。400年間という長い歴史が築いた大切な地域ブランドが奪われ、失われかねない現状に危機感を抱くのは私だけではないはずです。

 地域間競争に打ち勝つためにも、脈々と受け継いできた伝統あるブランドを守り育てていくためにも、市名改称は大きなきっかけとなるでしょう。

最大の効果をあげる必要投資

 市が立ち上げた「篠山市の市名を考える検討委員会」は平成26年3月、市名を改称するか否かは据え置き、当面は「丹波篠山ブランドの強化・定着・維持」をめざすという検討結果を報告しています。

 この当時は危機意識が少なかったのかもしれません。しかしこの3年間、お隣では丹波栗・丹波黒大豆・丹波大納言小豆を丹波三宝と名づけて、自身の自慢として売り出すなど、丹波篠山の特産をも引き込んだ独自のブランドイメージを浸透させてきました。

 農協や商工会は前述の検討委員会のメンバーですが、こうした変化の現場を目の当たりにして危機感を募らせ、今年2月には市名改称の再検討を市及び市議会に要望しました。

 改称の経費は約6,000万円と言われますが、“丹波篠山”を市名に冠することの経済的効果はそれを大きく上回るでしょう。最大の効果をあげるための経営戦略として、重要な投資ではないでしょうか。

市民一丸となってブランドを背負う責任と覚悟を!! 

 今、全国の自治体が地方創生に取り組んでいますが、地域ブランド振興の主役は行政だけではありません。篠山市を一つの企業に例えれば、行政は総務部にすぎないのです。もちろん、企業は総務部だけでは成り立ちません。営業部や製造部がしっかりしないと企業は発展せず、社員が利潤を分け合うこともままならなくなります。

 では、我が市でこの営業部や製造部を担うのは誰でしょうか。それは市民の皆さんです。皆さん一人ひとりが、篠山市の営業マンとして、その魅力を大いに発信していただかなければなりません。また、熟練の職人として、質の高い農産物や加工品、きめ細やかなサービスなどを提供し、ブランドの維持・発展と確固たる信用につなげてもらわなければなりません。

 これからのまちづくり経営においてより高い効果をあげるためには、皆が一つの企業ブランドのもとに集う社員だと自覚し、誇りを持つこと、加えて、ブランドを背負う責任と覚悟を持つことが必要なのです。「丹波篠山市」はその旗印なのです。 

集大成として次世代に託す

 平成31年は篠山市誕生20年の節目になります。

 この機会こそ、私たちが「まちづくり」を振り返る絶好のチャンスです。私もかつて商工会青年部や青年会議所に所属し、デカンショ祭の知名度向上や大書院の復元、四町合併のまちづくり活動などに積極的に取り組み、地域のブランド力を高めるべく情熱を燃やしてきました。その気持ちは今も変わりありません。

 多くの先人の血のにじむような努力があり、それを引き継いで守り育ててきた仲間の汗があって、〝丹波篠山ブランド〞は今の輝きがあるのです。

 この3月、市は国交省が選ぶ「景観まちづくり刷新モデル地区」の一つに指定されました。それは〝丹波篠山〞というブランドを、ここまで育ててきた熱い思いの結果です。〝丹波篠山〞が「丹波」と「篠山」に分けられるのは、そんな熱い思いを持った者たちにとって身を切られる思いではないでしょうか。

 市名改称は私たちが取り組んできたまちづくりの一つの集大成であり、また新たなスタートです。必ず実現させ、かけがえのない〝丹波篠山〞をその思いとともに次世代に託していかなければなりません。単なる市名変更ではなく、未来を見据えた「まちづくりへの思いの伝承」なのです。また、市の外に向けては篠山市民の「まちづくりへの思いの発信」なのです。

 これを機に市民の帰属意識も一層高まり、地域への誇りや愛着も一層醸成されていくと信じています。

 もちろん、防災や医療、広域観光などの課題に対しては、お互いに協力して取り組まなければなりません。

 一方、それぞれの基礎自治体が独自の戦略を持ち、競い合うことも重要です。このことは丹波地域全体の底上げにもつながります。

『行動は、明日のために ~力強いふるさとづくり~』

 今こそ市長が言われる「地方都市のリーダーとなる」ためにも、一歩を踏み出そうではありませんか!!


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