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活動報告ブログ - 2016年11月

2016年11月22日(火)

11月22日 自民党議員団健康福祉・農政環境合同管外調査(沖縄県) 3日目

皆さん、こんにちは。

 沖縄3日目です。同じ宿で連泊ですので、朝、近くの“那覇のパワースポット”と言われる旧崇元寺のガジュマルを見てきました。
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 崇元寺は、1527年創建されたとされる臨済宗の寺で、沖縄戦により建物は残っていませんが、重要文化財で歴史的建造物に指定されている3連アーチ型の石門が残っています。

 散歩から宿に帰ると、テレビが「津波が来ます。直ちに避難してください!!」を連呼していました。
 5年前を思い出しました。幸い大きな被害がなかったことに安堵しています。

 本日はまず、琉球大学へ。
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 ここでは、沖縄県内大学の連携機関である(一社)大学コンソーシアム沖縄において、子供の貧困対策としての学習支援教室、子供食堂、等々への学生ボランティア派遣事業について、調査を行いました。

 (一社)大学コンソーシアム沖縄とは、沖縄県内11の大学・短大・高専が、「相互に建学の精神を尊重しつつ、有機的連携により教育研究を一層充実発展させ、また産官学の連携により地域社会の活性化と発展に貢献することを目的」に、平成26年9月に設立された法人です。

 で、「子どもの居場所学生ボランティアセンター」は、内閣府の所謂、沖縄振興費(沖縄子供の貧困緊急対策事業費補助金)を沖縄県が活用し、その事業運営を(一社)大学コンソーシアム沖縄に委託しているもので、今年4月に設置され、5月から本格的に稼働しています。

 その業務内容は・・・
● 学生を対象とした学習支援等ボランティアに関する啓発活動
● 学習支援等プログラムの作成
● ボランティア学生の登録
● ボランティア学生に対する研修
● 市町村等の子ども居場所拠点と学生ボランティアのマッチング
● 市町村等の子ども居場所拠点との連絡調整、活動状況の確認
● ボランティア学生所属大学との連絡調整
● その他ボランティア活動に関する業務
 以上を行っています。

 沖縄県の子供の相対的貧困率は29.9%で、全国平均の約1.8倍とのこと。
 1人当たりの県民所得は全国で最も低く、母子世帯の出現率は全国1位。
 一方、低所得者世帯を対象とする施策を見ると、生活保護率は全国6位、就学援助率は全国10位にとどまるとも。

 頂いた資料には、沖縄特有の課題として・・・
● 深刻な状況にもかかわらず、行政の支援が子供に行き届いていない
● 日中にとどまらず夜間も子供の居場所がない(学校中退や非行にも影響)
● 貧困家庭の親が経済的自立をするための雇用の場が少ない
 が挙げられており、内閣府は、沖縄振興で残された課題の一つとして、子供の貧困の問題について、平成28~33年度を「集中対策期間」とし、地域の実情を踏まえた対策に集中的に取り組むそうです。
 で、その内容は・・・
 (1)寄り添い型支援を行う「支援員」の配置
 (2)安心して過ごせる「居場所」の確保
 (3)経済的自立に向けた親の「就労」の支援
 で、その予算額は10億円。その補助率は、10/10と。

 この一環での取組でということで、まだ、稼働し始めてから間もないのですが、期待される効果としては・・・
 「子供達と年齢の近い学生が身近な『お兄さん、お姉さん』的な存在となり、子供の居場所における安心感の向上を達成するとともに、一人一人の子供達のその時々の実情に沿ったより添い型のサポートを提供することで、子供の自己肯定感の向上が図られる。また、それにより、子供の居場所における他の活動や、学校生活における種々の活動への参加意欲が高まることによる正のスパイラルが生じることが期待される」
 と。

 10億円のうち、すでに8割は交付済みとのこと。
 その成果に大きな期待が寄せられます。

 続いては、最後の調査先である「沖縄県議会」を訪ねました。
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 ここでは、沖縄の「人口増加計画」と「沖縄ふるさと百選(地域が誇れる農山漁村を形づくる地域団体を認定する事業)」についてお伺いしました。

 神戸空港に着き、また季節が一つ進んでいました。

 

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