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活動報告ブログ - 2015年11月

2015年11月20日(金)

11月20日 『看護を支援する議員の会』管内視察  

皆さん、こんにちは。

 兵庫県議会には、様々な分野において議員連盟が組織され、その分野での専門的な調査活動等を行っています。
 議員連盟には超党派のものもあれば、自民党議員団所属議員のみで構成されるものもあります。その数は、超党派議連が20、自民党関係議連が19で、入会はあくまで個人意志となっています。

 その議連の1つに、『兵庫県議会自民党 看護を支援する議員の会』というのがあります。

 この議連は、
【 医療が高度化・専門化・複雑化するなか、いつでも、どこでも、だれにでも社会の期待、人々のニーズに応える看護を県民に提供することができるよう、現場の看護職の声を直接聞き共に考えながら、より良い看護施策の実現に向けた取組を図ること。】
 を目的として設立されております。

 医療現場では、医師確保とともに、看護師の確保や離職防止が大きな課題となっており、国においては、「看護師等の人材確保の促進に関する法律」も整備され、県においても様々な施策が展開されているところです。

 で、本日はそれらの取組状況について視察を行い、かつ、現場の声をうかがうため、兵庫県看護連盟の皆様とともに、兵庫県看護協会ナースセンターと姫路にあるツカザキ病院を訪ねました。
 
 兵庫県ナースセンターは、「看護師等の人材確保の促進に関する法律」に基づき設置されたもので、その運営は県からの委託で兵庫県看護協会が行っておられます。
 ここでは、ナースバンク事業、ワーク・ライフ・バランス推進事業、「看護の心」普及事業、訪問看護支援事業、看護職のための相談窓口の開設等々、看護職の確保・定着や離職防止のための各種事業が行われています。
 事業も活発に行われ、また、窓口等の利用状況も好調とのこと。確実に成果につながっているということで、大変頼もしく感じた次第です。

 次に訪ねた ツカザキ病院は、姫路市の南部に位置する病床数201床の急性期一般病院です。
 ここは「看護師を大事にする病院です」とパンフレットにうたうほど、看護師の確保・定着、離職防止の取組に力を入れられ、また成果を上げておられます。

 職員採用については、設備の充実や職員間の良好な人間関係等 「働きやすい病院である」こと、また、認定医・専門医・認定看護師等の取得ができることや、研修体制の充実等で知識・技量のレベルアップが図られる等々 「キャリア向上が可能な病院である」ことを実現させ、求職者に対し魅力的な病院づくりを展開されています。

 さらに、仕事と生活の調和のとれた職場環境づくりにおいては、特に、院内保育のみならず学童保育の環境も整えられています。

 この他にも先駆的な取組を展開されており、「看護&介護ひとづくり協会」の全国接遇マナー病院の表彰も受けられています。

 これらの取組の結果、医師数においては H25年45名 H26年54名 H27年58名、看護師数では H25年265名 H26年270名 H27年270名 としっかりと確保・定着につながっております。
 特に看護師の離職率を見ますと、H19年には20.2%あったものが、H26年では4.1%にまで改善しています。

 本日は、モデルともいうべき独自の取組を多々拝見させていただきました。特に学童保育や研修派遣に関しては、経費的にもかなり病院側の負担があると思われます。
 これら現場の取組に対して、現状、「しっかりとした支援ができている」とは言えませんが、本日は看護師の確保・定着、離職防止の策として、解決への多くのヒントをいただきました。

 「看護を支援する議員の会」の設立目的である 『現場の看護職の声を直接聞き共に考えながら、より良い看護施策の実現に向けた取組を図ること。』につなげたいと思います。

 

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